ホソミアゴアマダイ
Opistognathus abei
2024.7. 坂田 -15m
個人的アゴアマダイ属同定の最難関がこのホソミアゴアマダイとOpistognathus parvus、ムシクイアゴアマダイです。
顔だけでは判別付かず、上半身、いや全身出ていないと同定ができません…。
なんならホソミアゴアマダイとparvusは研究が進んでおらず(?)、まだちゃんと見分けられない気がしています。
ホソミアゴアマダイは通常時、腹鰭に黒色素胞がなく、背鰭の黒斑を白縁が囲むのが特徴です。
parvusも背鰭の黒斑を白縁が囲みますが、通常時、腹鰭に黒色素胞が見られるとされています。
ムシクイアゴアマダイは背鰭の黒斑を白縁が囲まないようです。助かるね!!
ホソミアゴアマダイは今のところ島根県でしか見つかっていないようなのですが、坂田の個体 (ガイドさんが撮った素晴らしい写真) がなんとなくホソミっぽいとコメントいただいたのでちゃっかりホソミとして登録しちゃいます笑 (反論受け付けます!)
ホソミアゴアマダイとシラタマウミコチョウのツーショットです。
ゴールドスペックジョーフィッシュのときもそうでしたがどうしてジョーフィッシュの周りにはウミウシ君が散歩しがちなんでしょうか、、
邪魔なんですが…笑